標準体型と標準体重について

標準となる体型や体重があります。

多くの人が自分の体重を気にしています。

男女問わず、体重が増えた、お腹が出っ張ってきたと気に病む人は少なくありません。

しかし、体重と体型との関わりは、人によって違います。

標準体重に合わせて自分は太っているのか痩せているのか、判別するのも一つの方法です。

モデル体型が好ましい体型だと思い込み、極端に体重を落とそうとして無理のかかるダイエットをする人も、若い人の中にはいます。

標準体重や標準体型とは、人間が肥満でもなく、やせでもないまさに中間的な体重や体型のことをいいます。

標準体重は一定期間内の死亡率や罹患率が有意に低いというデータに基づき定められている経緯もあります。

良好な健康状態を保ち、丈夫に過ごすための体重という着眼点で決められています。

標準体重は、およそ統計上では一番その人が健康でいられると思われている体重のことのようです。

体脂肪率、身長、年齢によって標準体重を決めるという方法もあれば、身長だけで決められる標準体重もあります。

標準体重の求め方にもバリエーションがあります。

一方、標準体型には決まった決め方は存在しません。

標準体型は、医療の分野では明確な決まりはありませんが、年齢や性別によって、傾向となる体型があります。

標準体重と理想の体型

健康を維持するためには体重や体型の管理が大事ですが、その前提には標準体重があります。

BMI法によって標準体重を決めるという計算方法が、標準体重の求め方の中では一般的です。

BMIは、標準体重を決めるために使うことになっている式があります。

BMIによる計算をした場合、標準体重はBMI22です。

統計上、BMI22の人が最も高血圧や高脂血症になりにくく、肝障害や耐糖能異常になりにくいとされています。

体脂肪率は、BMIの数値には直接関わっていません。

この考え方は、筋肉量の多い少ないに関係なく同じ結果が出ると考えられます。

標準体重で出た数値は、標準体型とイコールというものではありません。

脂肪は筋肉より軽い物質なので、標準体重と一口にいっても、脂肪が多い人はその分だけふっくらとした体型になると言われています。

筋肉の割合が多い人は、脂肪が多いひとよりずっと体型の割に体重が重くなりますので、太っていると勘違いしやすいようです。

目指すべき体型は、どんな体型になりたいかという考え方にもよります。

体じゅうに適度な筋肉をつけたいという人もいますし、とにかくすらりとほっそりしたい方もいます。

個人の好みや求める方向性によって、標準体重や理想となる体型には違いが生じるようです。

標準体型と肥満について

体重や体型を常に標準内で抑えていたいと気にしている人は、肥満度にも敏感です。

広く標準体重として利用されているBMI法の計算式は、標準体重=体重÷身長×身長となっています。

18.5以下のBMIは、痩せすぎ体型であり、少し太る必要があるといいます。

標準体重とは、BMIが18.5~25におさまる状態のことをいいます。

肥満はBMI25からですが、更に細かく区分されます。

25~30が肥満度1、30~25は肥満度2と、以後は5刻みで肥満度3、4と進みます。

BMIは身長と体重からだけで計算をするので、体脂肪率は無視されています。

そのため、脂肪が多い人はややぽっちゃり目に見えます。

実際、一見太って見える人でも筋肉であった場合、肥満とは言えませんし、減量の必要はないと考えるのが一般的です。

人によっては、モデル体型が目指すべき体型だと考えているようです。

モデル体型は必ずしも標準に即した体型とはいえません。

体型は標準体重より大幅に細く、痩せすぎと見なされがちです。

自身の体重を知るとは、自己管理の上では重要なことですが、体重ばかりで判断できるものではありません。

常に体重に合わせて、体脂肪率や体のサイズを測定しましょう。

過剰な脂肪がつきすぎていないのか、体型が変わっていないのか確認することも大切です。

標準体重になれたとしても、体型が崩れてしまっては意味がありません。

ダイエットを行う場合は運動と組み合わせて筋肉を保持するようにしましょう。

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